[ヨシヒコ2] ヨシヒコ復活
100年前、世界を支配し絶対的力を持つ魔王が倒された・・・・
それこそが本当に支配していたかも定かではない遠い昔の事である・・・・
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しかし今再び何者かのよって悪の封印が解かれたと言う。
それを確かめたものはいないが・・・・・
確実に言える事は、現世は再び魔物がはびこる時代になっていると言う事・・・・
人々はどうにもならない困難に直面すると、嘗ての伝説を思い出す。
その昔、かの魔王から世の中を救い出した勇者ヨシヒコの伝説を・・・・
その伝説に一番近しい村カボイでは、勇者の再来を嘱望した。
村の長老が伝説に照らし勇者を募るも、誰一人名乗り出るものはいなかった。
勇者とは、勇者たるさだめを持って生まれし者しかなり得ないのである。
絶望にあえぐ民たちは、天に祈りを込める。
そこにクレープを食す仏が天高く現れ、奇跡を起こすと言う。
クレープを食べてるのに・・・・
仏はクレープを食べながら面倒くさそうに勇者復活の慈悲の魂を下界に投げ込んだ。
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まさか・・・・
そう
あの勇者ヨシヒコとその仲間が世に復活したのだった・・・・・・・
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で、復活したのがこの3人とこいつ↓
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でなんでこいつだけ前のまんまのかというと、
メレブは100年前に新宿でヨシヒコらとお別れした直後、
哀れにも牛にひかれて死んだらしい。(らしい死に様)
今回の復活は仏のうっかりで死んだ頃の歳で復活を遂げると言う。
従ってメレブだけ100年前の解散直後のままと言う訳。
[ヨシヒコ2] 救世主オルトガ
カボイの村の入り口・・・・・
先程でかけていったばかりの村の男が2,3人の仲間に支えられ尋常でない様子で帰って来た。
どうやらすぐそこで、バブルスライムに毒を注入されたようだった。
顔が紫色になっている。
村には3里ほど外側のエリアまで魔物からの侵入を防ぐ結界が張られているはず。
しかし男らによると、そんなものはとっくに破られているらしい。
このままではやがてカボイは殲滅されてしまうに違いない。
カボイの長老は村を救う為に魔物と戦う勇者を募っていた。
がしかし誰も彼もこの要請に応じる者はいなかった。
そんな中カボイの村にある男が現れた。
名をオルダンと言い、かなりイケメンの男だが握り飯を口に頬張りすぎて話すので、
何を言っているのかよくわからない。
遠国ローラシアの長老であるラボナの使いだと言う。
なんでも勇者ヨシヒコの末裔がこの村にいるとか・・・・
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長老はオルダンを招いている一室に、村の子供オルトガを読んだ。
オルトガは「♪まるまるモリモリ・・・」を歌ってた片方だった。
オルトガは正に勇者と言った風貌を醸し出し、凛として長老とオルダンの前に現れた。
「これが伝説の勇者の末裔か・・・・・」
子供の眼差しは我こそは勇者と言わんばかりの光を帯びているようにも見えた。
長老の期待は喜びと共に最高潮に達した。
長老は少年オルトガに言う。
「お前は伝説の勇者ヨシヒコの血を引く末裔」
「そこに勇者ヨシヒコが残した伝説の剣がある」
「よいかオルトガ、よーーーく聞け」
「そなたはその剣を持ち、屈強の仲間を集め、何者かが持ち去った悪霊の鍵を手に入れ・・・」
「魔物を再び封印することじゃ」
「それが勇者の血を引くそなたの使命じゃ」
「さああ!今直ぐ旅立つがいい。この世界に再び平和をもたらすため!」
「勇者よーー!再び旅立つのじゃーーーーー!」
・・・・・・・・
・・・・・・・・
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オルトガ:「嫌だああああああああ!」
長老:「・・・・え?・・・・なんで?」
脚本のこの流れから、オルトガは二つ返事でOKを出し、勇ましいBGMでかっこよくスタートすると完全に思い込んでいた長老のあてが外れた。
脚本台無しである。
長老:「・・・・な・・なんでやだ?」
オルトガ:「子供だから」
長老:「子供だけどさー。勇者の子孫だしさーー」
オルトガは勇者の子孫など関係なく、しかもこんな重たい剣なんてモテないと言う。
そりゃそうである。
オルトガは言う。子供だから確実に速攻魔物にやられると・・・・・
それもそうだ。危ない。
長老はスライムには勝てるだろうと済し崩し論を言い出した。
オルトガ:「いやいや!十分に負けますって」
一般的に正論。
オルトガは続ける。
「逆になんで子供を一人で旅立たせようとしたのですか?逆に疑問」
なるほどいかにも正論である。
長老:「いやーーーあのーーなんか・・・・ポイじゃん?」
オルトガ:「ポイの意味がわかんないっす」
長老:「ほら勇者の子供が少しずつ旅をしながら成長して行くような・・・・物語的な・・・」
オルトガ:「物語ですよね?」
オルトガ:「これは現実ですからね」
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オルトガ:「しっかりしてくださいよ長老」
そう言うとオルトガは踵を返しスタスタ戻ろうとした。
長老が止めようとすると、顔だけ振り返りそれ以上強要すると児童虐待で訴えると言う。
ここまでしっかりしているのを見るとなるほど勇者の素養はるのかもしれない。
この論議を横で効いていたオルダンすらも、長老にそれはマズイと言う。
長老は尚も「勇者の子孫なんだか頑張ろうよ!」とゼスチャーを織り交ぜ元気に問いかけると、
オルトガは、「子供は遊びが仕事。遊びで頑張ります」
と一瞬最高の笑顔を見せその場を去った。
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[ヨシヒコ2] ナナナナ~ン
かくなる上はと長老。
もう祈るしか無かった。
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すると金色の光が長老らに差し込み・・・・
見上げるとそこに仏がいた・・・・・
しかも何か食っている・・・・・
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どうやら仏は誰かとクレープに何を入れるかで論議しており、
長老らに気づいていない模様。
長老:「仏ぇーーー!仏よぉぉぉ!」
仏:「まいうー!仏まいうー!」と仏の隣の誰かに、食っているものがうまいと言っている。
仏はようやく長老らに気づき、面倒くさそうに長老の話を聞く。
長老は魔物を倒せる勇者を何とかしてくれとせがむ。
仏は隣の恐らく同僚の仏とケンカしながらヨシヒコらを復活させようかと、うっかり話してしまう。
長老:「ななんと!ヨシヒコを復活出来るのですか?」
仏:「でも新しい人がいいでしょ」
長老:「いい!ヨシヒコでいい!」
仏はクレープを食べているから少し待ってと言う。
長老は今がいいとダダを捏ねる。
仏:「だって手がベタベタだもん」
長老:「ベタベタでもいい!」
しょうがないなと言った表情で仏はヨシヒコとその仲間たちを復活させる呪文を唱えた。
「ナナナナーーーーン」
仏の声は山々へ響き渡った。
仏:「はい!これで生き返った」
その頃仏の言う通り、ヨシヒコら墓標の下でなにやら地面がうごめく気配。
そしてまずメレブが蘇った。
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メレブ:「ん?・・・なんだ?現世の香りがするぞ」
メレブ:「ん?どう言う事だ?生き返った感じだぞ」
その後3つの光がメレブのそばに差し込み、ヨシヒコ、ダンジョー、ムラサキも復活した。
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メレブは言う。
仏が間違えて死んだ時のヨシヒコ、ダンジョー、ムラサキを生きかえらせたと。
そして自分の死に様を説明した。
100年前に皆と別れすぐに牛にひかれてメレブは終了したと。
[ヨシヒコ2] 新生ヨシヒコ一行
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ひとまず旅立つ一行にスライムが襲いかかる。
ダンジョーは剣を抜くなり腰を痛め、治す呪文をメレブにせがむ。
メレブ:「バンテリン!・・・なんて呪文ないから」
ムラサキは歩き疲れたので呪文を頼むと言う。
メレブ:「グルコサミン&コンドロイチン!・・・なんてないから!」
するとヨシヒコがスライムにアタックを仕掛けた。
「勇者の私が!」といきんだが・・・・・・
全くスライムにダメージは無い。
今度はスライムがヨシヒコにアタック。
ヨシヒコにもかすかなダメージ・・・・?
仕方ないなとメレブがスライムに呪文をかけようと前に出てヨシヒコを二度見したら、
メレブ:「えぇええええええええ!」
ほどなくヨシヒコは死んで棺桶になっていたのだ。
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あっという間に死んでしまったヨシヒコ見て、
どうしようもない憤りと悲しさで仏を恨むメレブであった。
ついにメレブは仏に文句を言う機会を得た。
どうせうっかりで復活させたのだから、若い状態にもどせと。
仏は了承し、仏ビームで3人を元の状態で復活させた。
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ヨシヒコは仏に向かって「ありがとうございます」と礼を言うが、
メレブは仏のうっかりだから礼は要らないと制す。
ひとまず仏は復活したヨシヒコらに新しい使命を告げる。
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仏はあらためてヨシヒコへ使命を告げる。
”悪霊の鍵”と言われる鍵を魔物達から取り戻すことだと言う。
ヨシヒコらがいない間に、魔物の封印を解いた者がいるらしい。
恐らくそれは悪魔族だという。
これらを倒し、悪霊の鍵で再び魔物を封印する事が使命だと仏は告げた。
ヨシヒコが仏に言う。
我々はすでに魔王を倒し、相当なレベルに達しているので、
今度の戦いはすぐに決着がつくのではと。
仏は言う。
セーブしてなかったのでお前らのレベルはゼロだと。
一同からブーイングの嵐の中、
仏は本日から家族旅行との事で、
職場?の行動予定表に家族旅行と書き込む。
この時あることが発覚。
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メレブ:「おい!お前4号かよ」
ムラサキ:「1号出せや!1号っ!」
仏:「じゃぁ行ってきまーす」
仏は無情にも消えた。
[ヨシヒコ2] カボイからの旅立ち
仕方なくヨシヒコ一行は、いざないの剣を取りにカボイの村へ向かった。
ヨシヒコらは村総出で迎えられた。
そして生前預けていたいざないの剣を受取旅立とうとしたその時・・・・・
「ご先祖様!」と子供の声が群衆の中から・・・・
人垣をかき分け一人の子供が現れた。
それは先程長老の勇者スカウトを事務的に断った勇者ヨシヒコの末裔オルトガだった。
ヨシヒコは旅に同行しないか?と問うた。
オルトガは勇者が一緒なら心強いと同意するかに見えたが、
言いにくそうに断りをいれたのだ。
長老:「なぜじゃ。強い味方がこんなにおるんじゃぞ」
ヨシヒコ:「戦わずとも共にいればレベルが上がる。旅が終わる頃には立派な勇者だ」
オルトガ:「それでもダメなんです」
メレブ:「お母さんと離れるのが寂しいか?」
ダンジョー:「勇者たるものそうではあるまい。ん?」
オルトガ:「そんなんじゃ無いんです」
ヨシヒコ:「ではなぜだ?正直申してみよ」
オルトガ:「実は・・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
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オルトガ:「スケジュールが無いんです!」
ヨシヒコ一行唖然。
ヨシヒコ一行最近の子供事情に困惑する。
仕方なくヨシヒコらは、メンバーを増やすこと無くカボイの村を後にした。
カボイの村近くの山林でヨシヒコを見守る一人の女がいた・・・・・
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待ってました!ヨシヒコの妹ヒサです!
相変わらず可愛いですねーーー
仏もうっかりだからヒサまで復活させたのでしょう。
しかしヒサのお婆ちゃん姿も見たかったですね。
さてヨシヒコ一行。
旅の道中仏が現れた。
家族旅行帰りと見てブツブツ頭にはサングラス。
さて仏、もう一つセーブポイントがあったと言う。
この前セーブして無く、レベルゼロからのスタートに文句を言われて気にしていたらしい。
ヨシヒコらはならば早くそのセーブポイントへ戻りたいと願った。
なにせ今のレベルでは心細い。
仏は四の五の言わずに仏ビームでヨシヒコらをそのポイントまで戻す。
ヨシヒコらが現れたのは見たことのあるビルの屋上だ。
しかもいつの間にか夜になっている・・・・・
4人が辺りを見ながら呆然としていると・・・・・
メレブ:「呪文は増えたような気がするが・・・・」
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「ふふふふふふふ」
魔王:「勇者よ!私の本当の力を思い知るが良い」
ヨシヒコ:「魔王!」
ムラサキ:「これっまずいっしょ」
メレブ:「道具なにもねぇし」
魔王は今にも一撃を浴びせんばかり。
しかもヨシヒコらはそのシナリオは経験済みなのだから明白・・・・
ヨシヒコ:「こ・・・これはマズイですよ!」
全員:「ホトケぇーーーーーーーーーーーーーーー!」
ヨシヒコらは、選りに選って武器も何も無い、こころの準備もない状態で、
前回「勇者ヨシヒコと魔王の城」最終回のクライマックスの場面に戻ったのだった。
・・・・・・・・・
とんでもない仏のクソぶり、いい展開ですね。
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