[ヨシヒコ1] 天女に懇願
強敵カッパに阻まれて、対岸にいる天女になかなか会えないヨシヒコらは、
ようやく手にしたカッパを倒す武器である、「金色のヘアドライヤー」を、
カッパの説明どおり使ってカッパを撃破した。
対岸に無事渡ったヨシヒコらは、先ほどから雅やかにハープを奏でている天女へ話かけた。
ヨシヒコ:「天女様、お願いがあります・・・・・」
天女:「・・・・・・」
全員:「せーのー。天女様ぁーー!」
静かに天女が振り向く
出展 youtube.com/
天女:「そんな所で何をされておるのですか?」
ヨシヒコ:「実は天女様にお願いしたい事があり、参上いたしました」
天女は、その願いとは何かを聞いた。
ヨシヒコは、魔王を倒す為、天女様が来ている羽衣を頂きたいと懇願したが、
さすがに天女は恥ずかしさのあまりに躊躇している。
まあ女性なら来ている服を差し出す分けだからもっともである。
しかしここは天然KYのヨシヒコ、天命を授かっている事を勘違いし、
天女へのお願いが、次第に強要となっていく。
ヨシヒコ:「今直ぐ羽衣を脱いでくだされば、そちらに取りに参ります」
天女:「・・え?・・ん?」
ヨシヒコ:「時間が無いのです。早く脱いで下さい」
天女:「いやーちょ、ちょっと・・・・」(驚き)
ヨシヒコ:「とにかく脱いで下さい」
天女:「いやーあのね・・・」(苦笑い)
ヨシヒコ:「時間がありません、早く脱いでください」(イライラしている)
天女:「いやいやいや・・・・あの・・・」(苦笑い)
ヨシヒコ:「早く・・・」(怒っている)
天女:「・・・いやいや・・・」(こいつ馬鹿か?と思っている)
ヨシヒコ:「・・・脱ぎなさい!」
天女:「・・ちょ・・・ちょちょちょ・・」
ヨシヒコ:「早く脱ぎなさい!」
「ちょちょちょ!待てやーーーーーーーー!」(天女ブチ切れる)
天女:「待たんかぁ~コラァ~!」(天女ついにゲスくなる)
ヨシヒコ:「・・・・・・・」
天女:「見ず知らずの男がポっと現れて、女に服脱げってどう言うことだぁ~~てめぇ~よぉおおおおおおおぉぉぉ!」
出展 youtube.com/
天女:「はごろもっつってもインナーと直結してっから、こっちマッパになっちまうんだよ!」
イライライしながら自分の太ももを何度も叩く。
天女:「なんで初対面の男の前で私がマッパになんなきゃいけねぇんだあああぁぁあ!」
ヨシヒコ:「す・・・ぅいま・・せん」(完全にビビってる)
「・・・・・・・・・・」
ヨシヒコ:「では・・・もう少し暗くなってから・・・・」
天女:「ムードの話じゃねぇんだよ!」
天女:「オメェなんかに絶対羽衣やんねぇし、・・・」
天女:「帰れぇ帰れぇ~~!そして死ねぇ!」 「かっ!」
スポンサードリンク
[ヨシヒコ1] 帰れ!そして死ね!
一部始終を離れて聞いいていた一行は、ただただ呆れ、言葉がない。
一方ヨシヒコは、なんでそんなに怒るのか、いまいちわかって無い風で皆の所へ戻る。
ムラサキにも、開口一番に死んだほうかいいと言われる始末。
メレブからは、それを言えるのは殿様クラスのみとバッサリ。
一同がダメだこりゃムードになっていると、ダンジョーが切り出した。
ヨシヒコには女を扱う経験値が足りないので、自分がナイスミドルの経験値でやろうという。
ダンジョー:「まかせろ!こう見えても若いころのニックネームは・・・」
ダンジョー:「課長島耕作 だ」
ダンジョーは、まだイライラしながら自分の太ももをシバイている天女のそばへ行った。
どこで用意したのか、ブランデーかウィスキーのグラスを天女に渡して乾杯をする。
出展 youtube.com/
島耕作は、いつしか本当の自分を見失った女の心の扉を開けた。
そして、そっと女の心のほころびに手をかけた。
女は応えた。
いや応えようとした瞬間・・・・・
ダンジョーは、女の羽衣のすそからチョチョっとしてしまった。
顔面に手形をつけたダンジョーはあえなく帰還。
出展 youtube.com/
スケベのヨシヒコにスケベは最低となじられる。
ヨシヒコはやっぱり勇者たる自分しかいないと、その誠意を伝える為に、
再び天女の元へ行く。
天女に自分は魔王を倒したい一心だけでお願いをしてると訴えるが、
下半身がいきり立っているのを天女に指摘され、あえなく退場となる。
出展 youtube.com/
その後ムラサキは、ノリの軽い今時の娘風で天女をバーベキューに誘う作戦を企てるも
途中で天女に”ペチャパイ”と言われ逆ギレし、栃木のレディースさながらの口喧嘩になった。
出展 youtube.com/
今度はヨシヒコが野球拳に誘う
天女:「帰れぇ!・・・・・・そして死ねぇ!」
「・・・・・・・」
スポンサードリンク
[ヨシヒコ1] ムラサキの妙案
万策尽きたヨシヒコ一味。
しかしムラサキが妙案を思いつく。
それは、メレブの”ハナブー”を天女にかけ、
その鼻を元に戻して欲しけりゃ羽衣をよこせと言う、
いわば勇者らしからぬ、脅迫作戦だった。
この作戦はムラサキの目論見通りとなる。
出展 youtube.com/
首尾よく羽衣をゲットしたヨシヒコ一行は、
すでに魔王は仕留めたと言わんばかりの勢いで旅路の中だった。
そこへ恒例の、呼んでもない仏が現れる。
たかだか羽衣をゲットしたくらいで、魔王を仕留めた気分とは笑止千万と言う。
まだまだいろんな武器が必要だと言いたいらしい。
さらなるお告げは、またザックリと西へ行けとの事。
すると木陰から例によって、ヨシヒコの妹ヒサが、
股間を未だいきり立たせている兄を見ながら・・・・
「・・・兄様・・・・あああ・・・恥ずかしいぃぃ・・・」
出展 youtube.com/
そのヒサをよく見ると、田舎のレディース風になっているではないか・・・・
レディース先輩:「おい!ヒサ!集会いくよ!」
— 4話その②終わり ・・・・ 5話に続く —
スポンサードリンク